【Git・Mac】個人と業務で Git のユーザーを使い分ける

個人のMacで業務委託の仕事をすることになったのですが、GitHubからクローンしてくる時にローカルのgitのユーザー設定を業務用のユーザーに変えないと行けないことに気付きました。

でも、個人でもGitHubは使うので複数ユーザーを管理できないか調べてみたので備忘録として残します。

【Git・Mac】個人と業務で Git のユーザーを使い分ける

gitユーザーの情報は config file で管理されていますが、個人でやっていると global ユーザーしか使わないことが多い思います。

$ git config --global -l
user.name=[個人GitHubのユーザー名]
user.email=[個人GitHubのメールアドレス]

このままでは業務用のGitHubのユーザーと異なるのでクローンは愚か疎通も通りません。global config は一つしか作れないのでこう言った場合は local config で複数のユーザーを定義します

local ユーザーはリポジトリ単位で作ることになります

git local ユーザー作成手順

まず空のディレクトリを作成後 git init でリポジトリを初期化します(ls -la で .git が作成されているかも確認)。

$ mkdir test_repositry
$ git init
$ ls -la
.
..
.git

続いて local config を確認します。

$ git config --local -l
core.repositoryformatversion=0
core.filemode=true
core.bare=false
core.logallrefupdates=true
core.ignorecase=true
core.precomposeunicode=true

user.name と user.email がありません。ユーザー情報が登録されていないので設定しましょう。

GitHub のアカウント名とメールアドレスを以下のように指定します。

$ git config --local user.name "hogehoge-user"
$ git config --local user.email "hogehoge@example.com"

もう一度 git config で確認します。

$ git config --local -l
・・・
user.name=hogehoge-user
user.email=hogehoge@example.com

user.name と user.email が業務用のユーザー情報で作成されていればOKです。

以上

※クローンで認証が通らないなどのトラブルは下記の記事をご参考ください。